1番大切なこと「良質のキャットフードを与える」

ちまたにあふれているキャットフード、どれを与えたらいいか迷うでしょうが、実は信頼できる製品は数えるばかり。
低価格・低品質フードによる病気が増えています。自家製の食事もバランスが悪く、肝臓病や腎臓病の原因になります。

良質のキャットフードと新鮮な水、これだけで猫は満足だし、健康にも最高です。
食べ物に関しては変な癖をつけないように注意しましょう。身体のすべての細胞は食べ物からつくられるのです。

2番目に大切なこと「恐ろしい伝染病を予防する」

生命に関わる伝染病のいくつかは予防接種で防げます。

外出しない猫も感染する伝染病のための「3種ワクチン」と、外出して感染する「伝染性白血病ワクチン」を含めた4種ワクチンがあります。
あなたの愛猫にはどちらが必要かご相談ください。

どちらも1年に1回の接種（初年度のみ2回）です。

3番目に大切なこと「1年に一度の検診」

毎年予防接種時に一緒に行うと便利です。全身の身体検査と血液検査を行うことで、異常を早期発見し、早期治療あるいは病気を予防できます。

4番目に大切なこと「猫フィラリアの予防」

蚊に刺されて、細長い寄生虫（フィラリア）が心臓に住みつき、心臓発作を起こします。病気は知らないうちに進行し、突然死することがあるので、早期発見が困難です。有効な治療法もまだありません。したがって予防が大切です。特に外出する猫ちゃんは要注意です。予防は、6～11月の間、毎日1回予防薬を飲ませます。